
「はなさくは、挑戦する人を応援してくれる」若手メンバーたちの成長ストーリー
「30歳の節目に新たなチャレンジを」「広い世界でより多くのことを吸収したい」「挑戦を後押ししてくれる環境へ」——。はなさく生命では、そうしたさまざまな想いを持って入社した若手メンバーが、熱意高く業務に取り組んでいます。仕事のやりがいや苦悩、成長のきかっけなどそれぞれの成長ストーリーを、CS戦略部開発チームの杉山、統合マーケット企画部の猪俣、人事総務部の石川の3人が語ってくれました。
杉山 拓也 TAKUYA SUGIYAMA
CS戦略部
担当
青森県出身。2017年に大学卒業後、新卒で生命保険グループのシステム会社へ入社。新契約査定システムの開発に従事。生命保険会社への出向時に新契約査定業務も経験。2024年にはなさく生命に入社し、新契約査定システムの開発に従事。休日は趣味の学生時代にやっていた野球と歌(今はカラオケ)。どちらも当時より現在の方が熱量があり、技術向上に邁進中。
猪俣 直哉 NAOYA INOMATA
統合マーケット企画部
担当
東京都出身。2017年に大学卒業後、新卒で国内銀行へ入行。主に個人のお客さまを中心としたリテール分野の担い手としてフィナンシャルコンサルタント業務に従事。2024年にはなさく生命に入社し、営業企画及びアライアンス推進業務に日々勉強しながら邁進中。趣味はバスケ・スポーツ観戦。
石川 美沙 MISA ISHIKAWA
人事総務部
担当
2017年に新卒で損害保険会社に入社し、自動車事故の示談交渉業務に従事。その後人材業界へ転職し、キャリアアドバイザーと法人営業の両面型の営業を経験。2023年にはなさく生命へ入社し人事総務部にて人事企画領域および人材開発領域に従事。趣味は趣味と呼べるものを探すこと。
目次
- はなさく生命に入社するまでの経緯
- 入社1年目からそれぞれのステージで主体的に活躍
- 1つひとつ経験を積み上げることで見えてきた「気づき」
- 「仕事は自分から取りにいくもの」視界が開けた上長のひと言
- 人とコトに向き合い、ワンチームで課題解決に取り組む
- 各領域の「プロフェッショナル」として活躍し、業界の常識を超えていく
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みなさんがはなさく生命に入社するまでの経緯を教えてください。

杉山:私は新卒で生命保険グループのシステム会社に入社して、新契約査定システムの保守・開発に関わっていました。そこでは2年ほど生命保険会社に出向して、実際の査定業務に携わったこともあります。
転職を考え始めたのは、出向から戻って1年半ほど経った頃です。新たにアサインされたプロジェクトで外部の会社の方とやり取りする機会が増え、自社とは異なる文化に触れたことで視野が広がりました。「もっと多くのことを吸収したい」と思うようになり、転職を決意したんです。
はなさく生命との出会いは、転職エージェントの紹介でした。面談をしてみると、金融業界にありがちな「こうあるべき」というカタさがない。むしろ、これから自分たちで土台を築き上げていこうという雰囲気がありました。「この環境ならやりたいことに挑戦できそうだ」と感じたことが入社の決め手です。

猪俣:私は銀行で、主に個人のお客様向けFP業務に従事していました。お客様の資産のコンサルティングをする中では医療保険などを取り扱うこともあり、保険商品は身近なものでした。
転職を意識したのは、30歳を目前にした2024年のことです。7年間、個人営業ひと筋で、ミクロ視点は身についた。けれども、これから30年、40年働く中ではマクロな視点や考え方を身につけなければいけないのではと思うようになったんです。
そこで、同じ金融業界の中でも、企画部門など会社として戦略を考えるような仕事にチャレンジしたいと考えました。複数社の話を聞くなかで、はなさく生命はまだ立ち上げ期にあり、働き方も含め新しいことにもどんどん挑戦していこうという上昇意欲を感じました。それが入社の決め手ですね。

石川:私ははなさく生命が3社目です。1社目は損害保険会社で、自動車事故の解決に向けた示談交渉を。2社目は人材業界で、キャリアアドバイザーと法人営業の両方を行い、企業と求職者の採用マッチングにつなげる仕事をしていました。
転職のきっかけは、事業会社の人事として働きたいと思ったからです。特に、1人ひとりに向き合って採用をしている会社に入社したいと。そこで、会社規模が1,000人未満で、部署として業務が細分化されておらず、自分の頑張り次第で携われる領域を増やせるような環境を探しました。
はなさく生命は親会社が日本生命である安心感を持ちながらも、創業間もない会社であり、これから制度を作っていけるフェーズであることから、攻めの姿勢で仕事ができそうな印象を持ちました。かつ、経験が生かせる採用業務だけでなく、制度関係など別の領域にも関わることができると聞いて、幅が広がりそうだなと感じましたね。
入社1年目からそれぞれのステージで主体的に活躍
みなさんの現在の業務内容を教えてください。

杉山:CS戦略部の開発チームで、査定業務の担当者が使用する新契約査定システムの保守・開発を担当しています。私が主に担当しているのは、要件の整理と、パートナー会社との開発プロジェクトの管理、調整です。
要件整理は査定の業務フロー構築の担当者と話し合い、システムに必要な機能などを整理していきます。前職で実際の査定業務を経験したことがここに役立っていますね。査定業務の大変さや、どこまで厳格にチェックしなければならないかが感覚的にわかるので、担当者との会話もスムーズです。
その後、まとめた要件をパートナー会社に依頼してシステム開発をしてもらうのですが、その際の進捗管理やリソース管理、事業会社として予算の管理も担当しています。

猪俣:私は統合マーケット企画部で、業績管理やマーケット調査業務、アライアンス推進業務などを行っています。
このうち業績管理とマーケット調査に関しては、当社の販売状況や今後の販売推移を管理・分析していきます。加えて、新商品の販売や新たな取り組みの進捗管理をしたり、業界全体の動向を調査したりして、経営層や販売部門に情報を共有します。
アライアンス業務は、他業態の企業と協業して、相乗効果ではなさく生命の認知度の向上や販売を促進させる取り組みをしています。
その他にも、社内の各部署と連携し、ワーキンググループをつくって企画を検討しています。新しい施策の検討や、業績の分析を行うものなどさまざまな取組みがありますが、どの取組みも自部署だけでは完結せず、関係部署を巻き込んでアイディアを出し合うことで進めていきます。

石川:人事総務部には、人事、人材開発、労務・給与計算、総務と大きく4つのチームがあります。私はそのうち、人事チームと人材開発チームにまたがって業務を担当しています。
業務範囲は多岐に渡ります。人事制度の企画や運用、目標管理、採用、研修や育成など人材開発、人材戦略の検討など、本当にさまざまなことを経験させてもらっています。
はなさく生命に入社して、初めて経験する業務はたくさんありました。たとえば、新たな雇用形態の人を採用するための就業規則の策定など。労働基準法などの法令や他の規則との整合性を確認する作業があったのですが、熱心に就業規則に目を通したのはこれが初めて。1つひとつ勉強しながら取り組みました。
あり余るほど幅広い経験ができる環境で、人事のさまざまな領域に携われることはとても魅力的です。これからは各分野の知識や経験を増やしていこうというフェーズですね。
1つひとつ経験を積み上げることで見えてきた「気づき」
はなさく生命に入社して、それぞれどんな成長を感じているか、教えてください。

杉山:正解が1つではない課題に対して、コストやユーザーの利便性を総合的に考慮しながら最適解を探す経験ができていること、それによって、システム開発における自分なりの判断軸を築くことができていると感じています。
たとえば、契約査定システムに不備があった場合の工程遷移フローの見直しをしたときのことです。
契約査定システムには、新しく保険契約をする際の手続きの状況を管理し、万が一不備があれば後続フローにつなげて迅速に契約成立をサポートする役割があります。
前提として、保険商品やチャネル問わず、すべての保険契約をこのシステムで一元管理しているのですが、最近では取り扱う保険商品やチャネルが増加し、契約成立までに必要なお客様への確認事項や手続きが多様化しています。そのため、事務フローやシステムの工程遷移も煩雑化して、新たな課題が発生していました。
事務フローは細かな作業に分かれており、基本は順番に進めていきます。ただ、書類の到着が遅れたりすると作業の順番を入れ替えることになります。
たとえば3番目と4番目の作業を入れ替えて、先に4番目の作業をしたら、あとで3番目の作業を忘れずにする必要があります。その3番目の作業を実施したかどうかのチェックが非効率だったので、何とか改善できないか検討していました。
私はこのプロジェクトで要件の調整やテスト、実装を担当しましたが、大変だったのは要件の調整です。事務担当者の要望をすべて受け入れるとコスト増加につながるし、一方で事務担当者の負荷を軽減できなければ意味がない。バランス感覚が求められる案件でした。
決まった答えがない状態で、現場で実際に作業する担当者や社内の有識者にヒアリングをしたり、情報収集をしたりするなどして、関わる人たちの納得感を得ながらチェック基準を定める必要がありました。
事務担当者の人と試行錯誤しながら検討を進めるなかで、より効率的な方法を思いつき、最終的には開発内容を変更することに。予算が追加で必要になったためその説明や、開発中のパートナー社との調整などを経て、より納得感のあるよい結果につながり、事務担当者からも喜んでもらうことができました。
この経験を今後にも生かして、さらによいシステムにしていきたいと思っています。
周囲を巻き込みながら最適解を求める、大きな成長につながる経験ですね。猪俣さんはいかがですか。

猪俣:前職の転職理由が「マクロ視点を身につけたい」というものだったんですが、2024年11月に入社して約1年で少しずつマーケット感覚が身につき、マクロ的な視点を持てるようになってきたと感じています。
はなさく生命入社後は企画や業績管理、マーケット調査をするなかで、まずは会社としての全体像を把握する必要がありました。
たとえば代理店領域やダイレクト領域の販売件数の変動はその領域の所管部署だけでなく、システム開発などの面で他部署が関係している場合もあります。そのため、そもそも会社としてどういう組織体制で、どんな関係があるのか、組織全体の連携を理解しなければいけません。
また前職と同じ金融業界とはいえ、銀行の営業部署と保険会社の企画部署では業績を追う際の捉え方や分析の仕方が違いますし、金融機関としての役割も異なります。保険会社で働くにあたって、あらためて保険というものをゼロベースで学び直さなければと思いました。
ここ半年ほどは毎日業績の数字に触れて、曜日や月単位での傾向や年末年始などのサイクルが見えてきました。はなさく生命の1年間のサイクルを把握して、そこに対してどのような取り組みが効果的か少しずつ理解できてきた感覚があります。
「仕事は自分から取りにいくもの」視界が開けた上長のひと言
入社1年でさまざまな気づきや学びを得られたんですね。

猪俣:そうですね。一方で、現在も苦労しているのがコミュニケーションスタイルです。前職のようにお客様と向き合うのと、社内に対して報告や説明をするのとでは大きな違いがあるなと。
たとえば前職では、ある程度決まった資料を使ってその内容をどう分かりやすく伝えるかが大切でしたが、現在は事実を分析し、それに対する自分の意見を資料に落とし込んで分かりやすく伝える必要があります。会議資料の見せ方や伝え方は社内の先輩方から日々学んでいます。

石川:杉山さんと猪俣さんは前職のキャリアを活かしてステップアップをしようとはなさく生命に入社して、さっそく価値発揮をされていますよね。
私は事業会社の人事はまったく未経験で、何をしていいか、どこから手をつけていいのかわからず苦しみました。はなさく生命では入社1年目など関係なく「あなたならどう思う?」と自分の意見を求められます。けれども、当時の自分はどの判断軸を持って仕事をすればいいかわからず、感覚値をつかむのに苦労していました。
たとえば採用1つとっても、採用をしたがっている部署の業務内容はもちろん、どんなニーズがあって、どういう人がほしいのかがわからない。手当たり次第にいろいろな人に話を聞いて、全体像をつかんでいく作業が必要でした。
そこをどう乗り越えたのでしょう。

石川:この会社はフリーアドレスで、席を立てば誰かしら周りにいるので、聞きたいことを聞けそうな人を見つけたらアポなしで話を聞きにいけます。それが課長でも部長でも、自分で意思を持ってアタックすれば、何かしら反応を返してもらえます。
そうして積極的にコミュニケーションを取っていくなかで、自分が人事として求められていることが見えてきました。
行動することが重要だと気づいても、一歩踏み出すことに躊躇する人もいます。石川さんが一歩踏み出せたのはなぜでしょう。

石川:きっかけは、当時の課長補佐に「仕事がほしいけど、何から手をつけていいかわからない」と相談したことです。そうしたら、「仕事は自分で取りにいくものだよ」と言われて。頑張りたいと思うなら、待つのではなく行動することが重要だと気づかされたんです。
よく考えてみれば、相手は経験やスキルなど私自身のことを知らないのだから、仕事を渡せないのは当たり前なんですよね。それなのに、変なプライドからわからないことを素直に「わからない」と言えなかったり、待ちの姿勢でいたり。
上長の言葉をきっかけにいい意味で開き直って、「すみません、わかりません」と素直に言えるようになりました。ようやく真っ白なキャンバスにはなさく生命の地図を描く作業に集中できるようになった感覚でしたね。
人とコトに向き合い、ワンチームで課題解決に取り組む
はなさく生命の組織風土をどう感じていますか?

杉山:固定観念に縛られることなく、柔軟に最善を追求する姿勢が根づいていると感じます。
これは、バックグラウンドが異なる人たちが集まっているからだと思います。中には、保険業界とは異なる業界でWeb広告に携わってきたクリエイターさんもいます。保険会社に専門のクリエイターがいるのは珍しいですよね。保険業界以外からの視点が入ることで、ほかにない魅力が生まれていると思います。
はなさくには「指名ランチ」といって、違う部署のメンバーを指名してランチができる制度があります。この制度を利用することで、自分とは異なるバックグラウンドを持った人とのつながりが広がります。

猪俣:他部署とのコミュニケーションの取りやすさで言うと、ワンフロアで座席がフリーアドレスになっているところもいいですよね。
業務を進めるためには課長や部長など役職者を巻き込む必要があります。はなさくは、部長はもちろん社長も同じフロアにいるので、誰にでも声をかけやすい。出社したとき、話したい人がすぐそこにいるのは大きなメリットですね。
そして何より、何か課題が持ち上がったら解決に向けて一緒に進めていこうという考えを持った人が本当に多いですね。「ワンチーム」を感じます。統合マーケット企画部のような、人を巻き込みながら仕事をする部署の人間としては本当に仕事がしやすい環境だと感じています。

石川:私もそう思います。皆さん、人への興味を持ってフラットに話を聞いてくれますよね。役職者でなければ発言できないという雰囲気は一切なく、課題に対して「あなたはどう思う?」と意見を求めてくれる。自分の意見を伝えれば、それに対してしっかりと考え、返してくれます。
私ははなさく入社にするまでExcelを触ったこともなければ人事評価の管理も就業規則の策定も未経験でした。そんな私のポテンシャルを期待して仕事にアサインしてくれて、育ててくれる。自分としてもアウトプットをしっかり出して、信頼してもらおうと頑張れます。
各領域の「プロフェッショナル」として活躍し、業界の常識を超えていく
皆さんがはなさく生命で実現したいことを教えてください。

杉山:現在担当している契約査定システムの開発・保守を通じて、よりお客様の利便性向上と加入手続きの迅速化を進めていきたいですね。
システムを使う査定業務担当者はもちろん、その先にいるお客様がシステムを通じて保険の価値をしっかりと実感でき、サービス全体に満足していただけるような状態を実現したいと思っています。

猪俣:私は、はなさく生命が常に新しい取り組みを行い、最前線を走り続ける会社でいられることが理想だと思っています。
新しい取り組みを増やす過程では、いずれ既存業務との兼ね合いも出てくるでしょう。今後はより会社としての優先順位を意識する必要性も出てくるでしょうし、人材不足になれば採用の課題も生まれます。はなさくが目指す姿にまっすぐ向かっていけるように会社全体のバランスを理解した上で、適切な判断ができる人材になりたいですね。

石川:全員がプロフェッショナルになるために努力し、かつ、チームとして補完し合うことで、業界の常識を超える何かを生み出していく。はなさく生命はそんな会社です。
私が理想とするのは、各部署と人事部門ががっぷり四つに組むことで、企業のあるべき姿を一緒につくっていく関係性。プロフェッショナルな組織を支える人事として、対等な関係で組織に伴走するにはどんな知識・経験が必要なのか、これからも追求していきたいと思います。
最後に、どんな人と一緒に働きたいか、ひと言ずつお願いします。

杉山:私は会社の理念に共感し、自分が心からワクワクできる環境で働くことが理想です。お互いを認め合いながら、居心地のよい環境をつくり、それを成果につなげていける。そんな仲間と一緒に働きたいです。

猪俣:そうですね。現状は、既存の業務を伸ばしながら、新しい取り組みにも挑戦していかなければならないタイミングです。だからこそ、モチベーションを高く持って前向きにチャレンジしたい気持ちを持った人と一緒に、変化を楽しんでいきたいですね。はなさく生命は、挑戦したいことを後押ししてくれる会社です。

石川:はなさく生命にはさまざまなプロフェッショナルがいます。そんななか、事業会社の人事は未経験、かつ専門性のない私は、はなさく生命で何ができるか、何を求められているかを見つけるまでが大変でした。
そんな環境で揉まれながら成長していきたい人、今の会社では物足りない、自分の力を試したいと考えている人に、ぜひ参画いただきたいと思います。
※組織名・社員の所属部署や役職等は
取材当時のものです。